井枝尼 理出亜 楽屋にて2
楽屋を出て会場に向かう
バッハ847 851
を弾きながら、彼の存在を感じる
牧師の家にいながら、神を捨てたあの人、神を感じながらバッハを弾いているのに彼の視線が私をとらえて離さない
まるで世界の裏側の窓を見せられるように
私は飛び出し彼のもとに行く、神とともに
あの視線に耐えられなくなったら、
しかし、世界の裏側の窓は閉じるのだろうか
井枝尼 理出亜 楽屋にて2
楽屋を出て会場に向かう
バッハ847 851
を弾きながら、彼の存在を感じる
牧師の家にいながら、神を捨てたあの人、神を感じながらバッハを弾いているのに彼の視線が私をとらえて離さない
まるで世界の裏側の窓を見せられるように
私は飛び出し彼のもとに行く、神とともに
あの視線に耐えられなくなったら、
しかし、世界の裏側の窓は閉じるのだろうか