納骨

納骨

 一回忌をすぎ、遠方にあるお墓に父の納骨を済ませた

 先祖の幾つかの遺骨の隣に
父の骨を納めた、肩の荷がおりる

 行きの新幹線でマタイの福音書を全て読んだ、イエスの道のりをたどる

 怒りやいきどおりにぬられた荒れた自分の心をふりかえる

 こんな荒れた生き方はしたくないなと思う、

 結果はでなくても荒れた生き方をとめて、イエスにならって最後まで生きたいと思う