教会の成立 聖書の成立 キリスト教史
教会の成立 聖書の成立 キリスト教史
聖書の成立は教会の成立とパラレルでキリスト教の歴史と重なる。
聖書をそういう面で読むと躍動感があって、種が木になり、林になり森になるような錯覚にかられる。
ユダヤ教の枠組みとユダヤ人以外の枠組みのせみぎあいという枠組みにくわえて、その死生観、終末観が浮かんでは、沈み、繰り返され・・
ギリシアとラテン哲学の綱引き、知恵と神の存在のせめぎあい、法律と統治。小アジア、ロ-マ、パレスチナ、アフリカの風土。さらにインド
と接してゆく。
教会の職制、ミサの行事の形、暦の形、教会建築の形が変化しつつ、教徒の生活と仕事と内面が変化していく。
そして度重なる殉教者の血の上に、帝国を乗っ取る。