畳の二代 人の匂い

畳みの表を変えた
家の畳を入れた
畳やさんが廃業して
そのお弟子さんが畳みの
面を張り替えてくれた

神主をしている大家さんは畳屋と二代にわたり知り合いであり、お祭りで今日同席するという

この家を作った大工も大家さんと二代に渡る付き合い

畳を剥がしときのそこの床のさま、仕事のたしかさを
改めて思う

畳と人の薫りは時の中で
人の連なりのなかで
心地よい