交錯する手紙

出さない手紙
間違いで来た手紙

自分の勝手さで離れて
距離が出来た四半世紀以上前から縁のある友達に仲直りしたくて連絡を
したいと思いつつ、その思いを理論的に
説明しきれず三年以上たつ

 送ろうとして、出来なかった次の朝
途絶えていた別の友人から、私宛名ではないが、間違いのメールが送られてきた。

どちらの友人も私の思いが強すぎて
求めすき ,相手の本当に必要なものが
わからす,自分のなかで相手が求めているものがあることに気づかなかった

二つの手紙を見つめることそれしか
今は出来ない、時計の音が耳につく、