世界は書物であり書き直されつづける
教会では、一見すると、
昔から変わらない書かれた聖書が、朗読され、説教がされ、それを会衆がそれを聞きながら祈る。
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しかし、その中で、奥底で、そして、時が流れる中で
聖書を通して展開される世界と言う書物は書き替えられている。
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ローマ帝国以前、以後、
崩壊後、中世、ルネサンス、
宗教革命、科学革命、市民革命
特に、天動説、進化論、そして、環境破壊の進む今、
聖書は同じ世界の読物とは言えない。
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神は宇宙の創造者から人の内面の世界のみに後退したと言われる。
あわせて、世界を俯瞰する
哲学は、バラバラに解体した。
人はそこから迷子になり、踏み越えてはならない線を越えようとしている。
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だからこそ、また…
世界は書物であり書き直されつづける